介護の事

私は、数年前に父親を亡くし
翌年、母親は認知症となり要介護の末 現在は「介護施設」に
入所しております。
自分の元で面倒を見れないと感じる反面
施設での、母の明るい生活ぶりに安堵の心を持つ事ができました。

介護と言えば、ここ数年「介護事業所」は激増して参りました。
加熱状態とも言える状況で増え続けているのも事実かもしれません。
今後の日本の状況を見れば「要介護者」の方は増加してくる事は
間違いのないところだと確信しています。
しかしながら、「介護事業」の内情は様々な問題を抱えている事を
私は、第三者の目から感じとっておりました。
ヘルパーさんの労働条件や収入面、介護の内情・・
事業所が抱えるジレンマなど数多くの悩みや相談を受けてまいりました。
このまま進めば、近い将来「介護」という世界においても
流れが変わってしまい、ビッグバンが到来するのかもしれないと
私は危惧しております。
そのような事があった場合、一番その影響を受けるのは誰なのか?
私は、それを考えるたびに何かできないだろうか・・・
と考え続けておりました。
ただ、考えるだけでは何もはじまらない・・・。
そう感じ、この協会を運営するに至りました。
まだまだ、どんな方向に進めばよいのか・・・
それは、ハッキリと見えている訳ではありません。
しかしながら、介護職に就かれている方や医療関係で働く方からの
情報を広く集め、行政に働きかけていく事ができればとも考えています。
一人一人、一つ一つの力は微力でも きっと集まれば大きな力になり
大きく人の役に立てると 私は確信しています。

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